【小学校1年生の保護者へ】100マス計算に挑戦する前に必要な準備ステップ
2学期が始まりました。
小学校1年生のお子さんの中には、まだ計算に慣れていないため「指計算」に頼っている子も多いと思います。
しかし、いきなり 100マス計算 に挑戦するのは無謀です。
まずは基礎をしっかり固める「準備活動」から始めましょう。
100マス計算に進むための準備ステップ
お子さんの実態を確認しながら、次の段階に沿って取り組んでみてください。
✅基礎段階
- 100まで数えられるか
- 5まで・10までのドットカウンティング(点を数える)
- 「5まで」の数の合成・分解がスムーズにできるか
- 「10まで」の数の合成・分解がスムーズにできるか
- さくらんぼ計算(繰り上がり・繰り下がりの理解)
✅練習の進め方
- 10マス計算(必ずタイムを計測。×10で100マス換算)
- 20マス計算(タイムを計測。×5で100マス換算。2か月程度)
- 50マス計算(タイムを計測。×2で100マス換算。1か月程度)
- 100マス計算に挑戦!
親が気をつけたいこと
- 子どもには「のんびり型」「すばしこい型」など、それぞれの特徴があります。
- 急がず、毎日コツコツ取り組むこと が最も大切です。
- 「誰が何秒でできた」などの噂は気にしなくて大丈夫です。
- ダラダラしているように見えるときは、「まだ面白さが伝わっていない証拠」。
- 叱るのではなく、やさしく寄り添う姿勢 が、やる気を育てます。
やがて子どもが「できるようになって楽しい!」と感じ始めると、親子ともに取り組みが面白くなります。
成功のカギは、ズバリ 【習慣にすること】 です。
まとめ
- 基礎 → 小さなマス計算 → ステップアップ → 100マス計算
- 毎日コツコツ、子どものペースで
- 叱らずにやさしくサポートすること
この積み重ねが、お子さんの計算力をぐんと伸ばします。
日々の取り組みを日記にして残すのもおすすめです。