【100マス計算】答え合わせは親子で一緒に!誤答ゼロを目指す習慣のすすめ
小学校1年生から取り組みが始まる 100マス計算。
その学習効果を高めるために、ぜひおすすめしたいのが 「答え合わせを親子で行うこと」 です。
なぜ答え合わせを親子で?
答え合わせをする時に、 お母さんやお父さんが答えを読み上げる ようにしてみてください。
- 10分程度、同じ時間・同じ空間を共有する
- 「会話のきっかけ」が自然に生まれる
- 歯磨きのように毎日の習慣にできる
これだけでも親子の絆はぐっと深まります。
上級生や中学生になると、家庭で自然に会話する機会は減っていきます。だからこそ、この時間はとても大切です。
会話の一例
「お父さんも中学生の時に100マス計算をやったよ。でも答え合わせが大変でね。学校では先生が読み上げてくれたから楽だったんだ。今日はお父さんがその役をしてみようかな」
こんな会話を交わすだけで、親子が一緒に取り組んでいる感覚が生まれます。
さらに一緒に挑戦してみれば、お子さんの方が早くなる日もあり、自然に競争心が芽生えて勉強が楽しくなります。
誤答(✕)への向き合い方
100マス計算では、「誤答をゼロにすること」 が大きな目標になります。
ただし、間違いが出たときの対応がとても重要です。
- 「また間違ったね」などの否定はNG
- 「✕は減ってきたね!」と前向きに声をかける
- 「なぜ間違ったのか?」を一緒に考える
お子さんが「悔しい」と感じたときこそ成長のチャンスです。
誤答を分析することが成長につながる
誤答が出る理由はいろいろです。
- 焦っていた?
- 落ち着かなかった?
- 特定の掛け算を勘違いして覚えている?
この「間違いの原因を探る経験」こそが、お子さんを大きく成長させます。
自分を客観的に振り返り、改善の方法を考える習慣は、勉強だけでなく将来の社会生活でも大切な力になります。
親子で取り組む意義
- 答え合わせを通じて自然な会話が生まれる
- 誤答を分析する習慣が、子どもの思考力を伸ばす
- 否定せず、やさしく支えることで親子関係も安定する
100マス計算を「親子で楽しむ習慣」にできれば、計算力だけでなく 心の成長 にもつながります。