国内での活動

大阪府にて

松陰女子にて

飯塚市にて
海外での活動

スリランカでの活動(JICA)

エジプトでの活動

課題別研修での活動(JICA)
小河勝の経歴
信州大学文理学部自然科学科(理学部)卒業。
1,972年より大阪市内で32年間中学校教員を務める。主に生活指導で生徒会指導の担当。
1977年から「中学の荒れの到来」という暴力的事態に翻弄される。結局管理だけで抑えようとしても生徒たちの怒り、もがきの原因は勉強が分からないという子どもたちの「絶望感」に根差すこと、即ち「学力づくりが解決策である」と分かる。
1978年教師で作る「落ちこぼれ研究会(落ち研)」の100マス計算を知り、それを組み込んだ繰り返し学習法を開発。
1990年読売新聞に短時間繰り返し学習法(モジュール)の実践が紹介される。
1990年「わが子は中学生」に「学力づくりと家庭づくり」を2年間連載。月一回。全国で3万冊。
1991年同記事内で紹介した学習効果を示したグラフについて説明して欲しいと100マス計算の開発者である岸本先生に「落ち研」の合宿に招かれ、そこで陰山君と知り合い、彼が勤務する丹波篠山市の小学校に招かれ教師たちへの研修を指導する。その後、陰山君の実践を指導する状態が10年間ほど続く。
2003年「学力低下を克服する本」(文藝春秋社刊)を出版。ありがたいことに20万部のベストセラーとなった。
同年7月「中学数学基礎篇」。12月「中学国語基礎篇」を文藝春秋社から出版。
2005年教員退職。和歌山大学教育学部非常勤講師、樟蔭女子大学非常勤講師。
同年10月よりSri LankaでのJICAprojectに専門家として参加。(2008年まで)
同年10月、大阪ナンバにて「小河学習館」を設立。特に「親子で取り組む家庭学習」をテーマに希望者のニーズに合わせて個別対応を展開。
2008年、大阪府教育委員就任。2016年10月まで2期8年間委員長職務代理。
2009年、1月11日。指導要領改訂の時期にあたり、文科省に対し授業時間の分割実施合法化の交渉を直接行う。その結果、「短時間、繰り返しの帯学習」の実施が可能になったことが指導要領に明記される。この「短時間連続繰り返しの帯学習の形式」は後に文科省が「モジュール」と命名する。
2010年 「学力低下を克服する本」の出版を契機に「3・3モジュール」を出版する。
2010年 学習塾「奈良ゼミナール」を奈良市富尾駅前に開く。
2013年 Indonesiaにて劇的な学力アップを達成、JICAで報告。
2014年 JICA「基礎教育事業支援委員会委員(全国で8名)」発足、委員となる。
2015年 JICA「課題別研修 基礎計算力向上コースリーダー」就任。同研修開始。
2016年 マラウィでJICAの仕事で基礎計算力向上の活動に取り組む。
2023年 JICA啓林館プロジェクトで南アに専門家で参加。